ルート225

私のアイキャッチ画像およびファビコンは、ルート225です(少し手を加えていますが)。

ちなみに、これは藤野千夜の小説で、それをもとにした映画および漫画があり、そこから頂いています。

私は、多部ちゃんのファンで彼女が主演した、このルート225の映画を気に入っています。原作は読んでいませんし漫画も見ていませんが、映画が秀逸なのです。

映画のジャンルとしては、パラレルワールドを扱った物語です。

以下は、ネタバレの部分もありますので、映画に興味のあるかたは、ご注意ください。

ルート225 [DVD]

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 wikiでは、下記のようにストーリーが書いてあります。

14歳の少女エリ子は、一つ年下の弟のダイゴと家に帰る途中でおかしな世界に迷い込んでしまう。そこは現実と少しだけずれたパラレルワールド。微妙に違う風景、死んだはずの少女が現れ、家にはまだ温かいシチューがあるのに両親の姿はない。身に覚えのない仲直りをしている元親友。果たしてエリ子とダイゴは、両親のいる元の世界へ帰ることができるのだろうか。

まず、少女エリ子はごく普通な女の子です。若干、男勝り的なところもありますが。

弟君は、少し頼りないところもあるのですが、愛嬌があり良い味を出しています。

wikiからの引用のとおり、この兄弟はある日突然パラレルワールドに行ってしまいます。

 

初めは自分たちがパラレルワールドに迷いこんだことを理解していなかったのですが両親の不在等から、徐々に迷いこんだことを理解するようになります。

学校は普通に通ってます。

 

ただ、両親がいなく、死んだはずの女の子が生きている世界、弟と一緒に街を散策すると突然、海岸があったり・・・。もう、元の世界に戻れないことを意識するようになります。そんなとき、エリ子達とはパラレルワールドにいる両親との交信に弟君が、たまたま持っていた野球選手のテレフォンカードが使えることが分かり、一縷の望み持ち、公園の公衆電話で両親と会話するようになります。この時、両親がいる世界では子供達がいなくなってしまったことを伝えられます。

 しかし、唯一の通信手段であるテレフォンカードも使っていれば無くなりますし、再び一緒に暮らすことができないことも理解します。

14才で両親を無くし、パラレルワールドに迷い込んだ姉弟は、どれほど心細かったでしょう。

 

最後にエリ子が両親に電話したときに、一緒に家族写真を撮ることを提案します。

時間を決め両親にソファーの両端に座ってもらい、自分と弟君は両親の内側に座って、最後の一枚の記念写真を撮りました。出来上がった写真を見ると両親は、かなりぼやけていて、まるで幽霊のようです。

結局、元の世界に戻れなくなった二人は、別々の親戚に預けられます。

 

しかし、こんな悲しい展開なのに、最後はエリ子の笑顔と前向きなコメントで映画はエンディングを迎えます。

 

ルート225の平方根は15です。

15になったエリ子は子供から大人に成長した、とうことでしょうか・・・。。

 

レンタルで映画を見てからしばらく経つのですが、もう一度観たい作品です。