フランケンシュタイン怪獣 サンダ対ガイラ

 

 

さて、前回フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴンの映画を見て完全に魂を抜かれた話をさせていただきましたが、この映画に続けて、これでもかと恐怖心を煽ってくれたのが続けて上映された、フランケンシュタイン怪獣 サンダ対ガイラです。

これも人型怪獣、1体は優しく、1体は狂暴という設定です。

以下、wikiからの抜粋です。

嵐の夜、三浦半島沖を航行する漁船・第三海神丸が大ダコに襲撃され、沈没する。ただ1人、生き残った男が「仲間は全員、タコに続いて海から現れたフランケンシュタインみたいな怪物に食われた」と繰り返したうえ、噛み砕かれて吐き出されたかのような乗組員の衣服が引き上げられたことを受け、海上保安庁フランケンシュタインの研究で有名な京都のスチュワート研究所へ連絡を取る。

 

スチュワート博士は「研究所で育てられ、1年前に富士で死んだはずのフランケンシュタインが生き返り、漁船を襲ったのではないか」との問いに「仮に生き返ったとしても海にいたり人間を喰うことはあり得ない」とし、サンダと名付けられたこのフランケンシュタインの世話をしていた所員の戸川アケミも「サンダはおとなしく素直だった」として、これらの疑いを全面否定する。

 

しかし、その後も三浦半島付近では海の怪物による被害が相次ぎ、スチュワート博士とアケミはフランケンシュタインの目撃報告をもとに富士山へ、間宮博士は横須賀へ、それぞれ向かった。果たして引き上げられた漁船からは海棲生物の細胞組織が、また山中では巨大な足跡が発見された。間宮の持ち帰った細胞組織がフランケンシュタインのものと判明した直後、曇天の羽田空港に巨大なフランケンシュタインが現れ、女性事務員を食らう。雲間から太陽が覗くや、そのフランケンシュタインは慌てて海へ姿を消した。

前回のフランケンシュタインの話が微妙に想起されます。

大人しい方の人型怪獣はサンダ、空港で女性事務員を食らった方の狂暴な人型怪獣がガイラです。

とにかく、ガイラの好物は人間です。人間を見つけると、手でムンズとつかみ口の中に放り込むのです。

そして、血の付いた衣服等をぺっと、吐き出すのです。

大事なことなので、もう一度言います。人間を食らい血の付いた衣服等をぺっと、吐き出すのです。

当然、小学生の私は生きた心地がしませんでした…。

後半、サンダは人間に危害を加えるガイラを止めようしますが、ガイラは聞き入れません。そして死闘を繰り広げるのですが、私は身の縮まる思いで早く映画が終わることを祈っていました。

そして、やっと2本の映画が終わり、外に出たときは「インクジェットの光沢紙のような顔色になっていました。表情は、もちろん無表情です」。という前回の悲惨な状態になっていたということです。

とにかく1960年代の怪獣映画は、子供の情操教育など知ったことありません。

どんどん恐ろしいシーンをぶっこんできていました。

以下のyoutubeでの映画紹介では、私が度肝を抜かれたシーンはカットされています。

www.youtube.com