わたしの春うた

今思い返してみれば、高校時代が一番楽しかったような気がする。

入学式は春先にあり、体育会系の部活では2年から主将になった。

押しつけられてクラス委員になったが、女子のクラス委員にすべてを頼み、委員会も出席したのは、最初の1度きりだ。

その間に恋もしたし、ほろ苦い思いもした。

ファッション誌(ポパイやメンズクラブ)を読み漁り、ivyに凝り、ボタンダウンのシャツからチノパン、靴はローファーといった具合。ジャケットにタイもそろえたなぁ。

そんな私だったが、卒業式の日には、特に何も起こらなかった。

今思えば、あの時すでに彼女の心は僕から離れていたのだ。

私は予備校を経て大学に行き、忙しない毎日のなかで徐々に彼女と距離を置くようになった。っと思っていたが、彼女は卒業後数年で結婚していたようだ。この事実を私は大学3年のときに知った、とんだピエロだ。

突然ですが、「桐島、部活辞めるってよ」は名作ですね。

 

しかし、大学を卒業しても10年近く彼女のことは気になっていた。

男って、未練たらしいですね。

本当は、中島みゆき姐さんの歌が好きなのですが、探してもなかったので。

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